ニューゲーム「テラバトル」に仕込まれた2つのグロースハックテクニック



tera

はさみ将棋からヒントを得たテラバトル

「ファイナルファンタジー」や「クロノトリガー」などを手掛けた坂口博信氏、ついにスマートフォン用にRPGタイトル 「テラバトル」をリリース。 ハイクオリティなイラストと独特の世界観、植松伸夫氏による楽曲など、他のスマホゲームとは一線を画したクオリティだ。

ゲームシステムは、マス目上で味方の駒で敵を挟んで攻撃し、敵を倒す ステージクリア型のシミュレーションRPGで、はさみ将棋のアイデアに、スマホスライド操作で 味方の駒に接触させて移動させるという、独特のムービングを取り入れている。 また、敵を挟み込んだ駒の縦横直線上の味方の駒が、連鎖をしてダメージを増幅させることで、味方と敵の位置を 考えながら操作していく必要がある。

そして、ステージクリア毎に経験値が入り、レベルアップによってステータスが上がっていくという王道RPGだ。
sakaguchi

1.クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、サービスやプロダクトをローンチする前に、企画やモック版をユーザーに提示して先に資金を集めてしまう方法だ。 最近、中小スタートアップを中心に、新しい資金調達法として注目されている。

テラバトルは、アプリのDL数に応じて、新しいクリエイターがゲーム制作に参加するという、恐らく日本初の試みを採用している。 この方法により、ユーザーはよりゲームを楽しむためにゲームを自発的に宣伝し、また制作者側は、フェーズに合わせた制作チーム編成を組むことが可能になる。

下記がDL数に応じたイベント一覧だ。

10万  植松伸夫氏・新曲追加
20万  皆葉秀夫氏による新キャラクター追加
30万  漫画家・鈴木央氏参戦
40万  米田仁士氏参戦
50万  楠木学氏による新キャラクター追加
60万  藤坂公彦氏による新キャラクター追加
70万  大島直人氏参戦&協力プレイ開発開始
80万 「テラバトル」攻略本制作開始
90万  期間限定でサウンド無料配信
100万 「テラバトル」コンサート開催&戦闘シーンの攻撃イラストの制作開始&対戦プレイ開発開始
110万 鈴木央氏イラストの”髭ボス”登場
120万 植松伸夫氏・新曲追加第2弾
130万 「テラバトル」アートブック制作開始
140万 フィギア制作開始
150万 松野秦己氏シナリオ参戦&天野喜孝氏参戦
200万 コンシューマ版開発開始

2.動画撮影機能

YOUTUBEなどでゲームのプレイ動画がアップされて、モノによっては爆発的な再生回数を記録している。 「テラバトル」はkamcord社の技術を採用し、アプリ内に動画撮影機能を設置、そこからYOUTUBE、Facebook、twitterなどのソーシャルメディアに直接投稿できる。 この機能により、ユーザーは自分のプレイ技術をオンライン上で自慢することが出来る。そのためのハードルをアプリ側のプリセットによって下げる工夫がしてある。
IMG_0794

制作者の狙いは?

通常のRPGはプレイヤーがキャラクターを育てることが醍醐味であり、楽しみであるが、「テラバトル」の場合はこれにプラスして、プレイヤーがゲーム自体を育てるという新しいエンターテインメント要素が含まれている。 また、動画機能の内包に象徴されるように、口頭による抽象的な説明ではなく、ゲーム性をより視覚的に、具体的に提示することが出来る。 これにより、口コミと呼ばれた拡散から、イメージ転送を容易にし、簡単に自分の友人にゲームを進めることが出来るようになっている。

Back to Top