節約

カメラマンの取材日記 手ぶらで登山がしてみたい 前編

今は昔、私がビデオカメラを相棒に駆け回っていた頃のお話しです。 1年に1度、秋、自分の身体に備わった全体力を絞り尽くす過酷なミッションがありました。秋山登山です。 映像プロダクションとしての安定的な収入源の1つに、小学校や幼稚園のイベント撮影や企画物の制作がありました。 イベント物は運動会や発表会など毎年巡って来る催し物を撮影して、編集を加えて保護者の皆さんに販売する仕事。企画物とはイベント物から派生して、1年間を例えば前半と後半に大きく分けて、その範囲内で行われる大小のイベントを、いくつかずつミックスして撮影~編集する、いわばテレビの総集編特番みたいなものです。 最も過酷な撮影に挑む 肉体的限界に挑む登山の取材は、ある小学校6年生の卒業記念として毎年行われる“卒業登山”に密着して撮影する番組でした。 卒業と登山が結びつくのは、多くの名峰を抱える地ならではのもの。ヤマナシ県ではこうはいきません。 小さな小学校だったので、山に登る卒業生は約50名、校長先生をはじめ引率の先生方が5~6名、忙しい中わざわざ丸一日付き合って下さる(ヒマな)保護者代表が7~8名。総勢60数名が、福島県の中央で狷介孤高、独立不羈を貫く単独峰“会津磐梯山”の頂上を目指します、標高は1816m。 登山は準備から始まった 我々取材陣はスタッフ2名で2カメ態勢、我々にとって登山は当日の1か月前から既に始まっていました。 通常の身体レベルでは、重い撮影機材を身に付けて、自分たちより遥かに若い小学生を山中で追い回すなどまず不可能。だから私は登山当日の1か月前を準備スタートの日と定め、脚力の強化策を実行しました。 まずは自宅と会社間の通勤を、特別な場合を除いて徒歩にする。片道約30分強を、せっせと早足で歩く事から始めました。 そして仕事を終えて自宅まで歩いて帰ると、食事の前に約30分の縄跳び運動です。 皆さん、縄跳びをバカにしてはいけません。甘く見ると大変な目に遇います。まず縄ですが、カラフルな色がついたオモチャレベルではダメです。ちゃんとスポーツ用品店で購入した、競技用縄跳びを使います。脚部の強化が目的なので、二重跳び、後ろ跳び、交差跳びなど一切無用、前方を見据えたまま一心不乱に跳び続けます。 久しぶりに縄跳びをやってみると、意外に楽しくぴょんぴょん跳べます。これが落とし穴です。普段運動不足の脚部に、調子に乗ってぴょんぴょん不自然な負荷を与えてしまうと、その晩はなかなかに爽快でビールが進みます。 しかし、翌日目を覚まして身体の異変に気付きます。ふくらはぎがパンパンで歩行できないのです。当然翌日の縄跳びは休み、このダメージから回復して、日々の縄跳びを日常生活の一部としてエンジョイできる様になった頃、我々は登山当日を迎えます。 挑むのは天下の名峰磐梯山 民謡にも唄われる会津磐梯山は、福島県中央部北寄りに位置する独立峰、文句なしの名山です。 広大な自然公園の主軸をなし、過去に繰り返し起こった噴火によって、周辺に大小様々な湖をはじめ表情豊かな景観を作り上げました。1888年にも大爆発を起こしていて、周りには温泉もいっぱい、まだまだ現役の元気な火山です。 卒業登山とは言ってもそこは小学生ですから、平地から頂上まで標高差に匹敵する高度を登るわけではありません。いくつかある登山口の中で最も初心者向きの、八方台登山口から頂上を目指すのです。 八方台登山口が標高1194mで、頂上は1816mだから標高差は約622m、何だ、大した事ないじゃないか。ついでですが、最近磐梯山の頂上は標高1819mから1816mに訂正されました。自重で少し沈んだのでしょうか。 さあ、準備ができたところでいよいよ登山です。でも今回はここまで、続きは後編でお楽しみ下さい。 ①Yoshihiro Sakamotoブログ yskablog.blogspot.jp ②経営者会報ブログ makasetaro.keikai.topblog.jp ③石井スポーツHP磐梯山

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女性のための情報コラム Woman's ①掃除の時短術

昔は、女性は初婚年齢も早く、結婚して子どもを産んで家を守ることが美徳とされ、それを疑うことなく受け入れていました。 しかし、時代の移り変わりと共に女性のライフコースも変化し、現代の女性は恋に仕事、自分磨きと忙しい日々を送っています。 このコラムでは、そんな現代の女性を応援し、生活の情報をお届けしていきます。 少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいと思っています。 第一回目は、掃除の時短術についてお話します。 ■12月の風物詩の大掃除■ 日本では12月の終わりになると大掃除をする習慣があります。 しかし、大掃除を始めると、思っていた以上に時間や手間がかかってしまい、大掃除をするのが嫌になってしまうこともあります。 年末は忙しい時期ですから、少しでも大掃除を楽にしたいと願われる方は多いでしょう。 大掃除では普段あまり掃除をしない場所を掃除したり、普段から掃除をしている場所を普段以上に丁寧に掃除をします。 この時、汚れがガンコなものになっていると、ガンコになっている分だけ綺麗にするのにも時間がかかってしまいます。 では、どうすれば大掃除が楽になるのでしょうか? ■大掃除を楽にする“ちょこっと掃除”■ 大掃除を楽にするためには、普段からこまめに掃除をすることが大切です。 部屋が綺麗だと気分も違いますから、部屋を清潔に保つことは衛生面でも心のためにもいいことです。 それでも忙しいと、一通りの掃除を済ますことでさえ出来ない時もあります。 そんな時には、“ちょこっと掃除”の習慣を付けておくといいでしょう。 “ちょこっと掃除”は、その名の通り、ちょっとだけ掃除をすることを指しています。 どのようにするかというと、とても簡単です。 汚れに気付いた時に、その汚れを放置せず、その場で綺麗にするという方法です。 ■洗面所の“ちょこっと掃除”■ では、洗面所を例にしてちょこっと掃除についてお話します。 洗面所は、起床後の洗顔、歯磨き、帰宅時のうがい・手洗い、メイク落としなど一日で何度も使う場所です。 何度も使うということは、それだけ汚れも付きやすいということです。 洗面所の汚れは、メイク、石鹸カス、垢、水アカ、ホコリが中心です。こうした汚れを放置していると、カビやヌメリのもととなってしまいます。 ですから、洗面所を使った時には、洗面所に汚れがないかちらっとチェックをしましょう。 そして、汚れがあったらその場で落とします。ついて間もない汚れならば、落とすのも楽なので掃除にかかる手間も少なくて済みます。 このような“ちょこっと掃除”を習慣にしていれば、汚れが頑固なものになってしまう前に対処出来るので、年末の大掃除で苦労しなくて済むのです。 掲載画像提供サイトURL http://www.photo-ac.com/

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留学に持って行くべきグッズ その1

念願のアメリカ留学を果たし、アメリカの地を初めて踏みしめたことのこと、昨日のように覚えています。 小春日和でぽかぽか暖かく、初めて嗅ぐアメリカの空気の匂いは本当にすがすがしく、私の留学デビューをお祝いしてくれているようでした。。。 あれからもう10年も経ってしまったなんて、考えられません! あの時のことを回想しながら、留学に持って行って良かった。または、持って行けば良かった!と思ったグッズを今日は紹介します。 まずは取捨選択 バカでかいスーツケースとボストンバッグを片手に、その中に自分で必要だと思う全ての持ち物を入れて、出国しました。飛行機での大きな移動。しかも旅行ではないので、生活するための物を詰めるのは意外に難しかったです。 国単位で移動するときは、何が一番重要かというと、取捨選択する能力だったりします。 無駄に持って行けば邪魔だし、何よりスーツケースの中のスペースがもったいない。最終的に重すぎると余計な運賃まで取られてしまう昨今。なるべく身軽で、無駄無く移動したいものです。 その時に、日頃から自分は何に価値を置いて、何が大事なのか。というのを見つめておくのが大事です。ある人には全く意味のない物でも、それが自分にとって欠かせないものだとしたら、それを持って行くべきです。 自分を見つめて、ある程度取捨選択できる時間と能力をもってから挑みましょう。 日本食 海外旅行で日本食を持って行くのは、私は個人的に反対です。 旅行するのなら、現地のものを食べて現地の人と触れ合って、なんぼ。と考えているからです。衛生面などが非常に悪いなどなら別ですが、非日常的な経験をするために旅行をしているので、せっかくなので現地ならではの経験をしたいものですよね。 しかし、留学となると違います。数日滞在するだけではなく、そこに数ヶ月、数年という単位で住むのです。そうなると、自分がなるべく快適になるように過ごさなければ、精神的ストレスは大きなものとなります。 その中でも大切なのは食。 日本で生まれ育ち、日本の素材や味付けに慣れているので、いくら自分が欧米のご飯が基本的に好きだといっても、白米やお茶漬けが恋しくなることは絶対あります。 現地で調達できればいいですが、それが難しい場所も多々ありますので、まずはスーツケースに詰めていきましょう。何を具体的に詰めるかは、個人の好みにもよりますが、私はとりあえず、電子レンジで炊けるご飯と、缶詰類、ふりかけ、あとは意外にカレールーなど後から作れるものも役立ったりしました。 次回は留学先で、自分のペースでいられるグッズを紹介します。 写真提供 http://www.photo-ac.com/

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ノンフィクション回想記 インド旅行 世界遺産編

インドを観光する旅つづいてはムンバイから電車やバスで5時間ほど東に走った町プネーへ訪問しました。ほど近く宗教と学術の街といった印象 外れの街プネー 滞在予算は一日800ルピーほど、宿代もそこまで高くなく500ルピー前後でビジネスホテル並みの2人部屋を確保できる程度です。それに観光者もそれほど多くないので現地人には大学に来た留学生と言って通るくらいです。ですので現地料金で食事や屋台などで買い物もできます。旅の箸休めとしては非常に居心地がよく友好的でインド人の落ち着いた生活場といった印象です。それに大学が近くにあるせいか英語が通用するので助かりますし、英語を知らない人としゃべっていても近くの人が通訳してくれたりしますからなかなかのリーズナブルで居心地がよく、現地の人柄もいいインドの隠れた穴場スポット。 Go to the アウランガバード!! エローラ・アジャンターといった古代寺院やかつての王国の廃城など世界遺産めぐりの拠点となるアウランガバードまで、ここからバスで3,4時間このあたりの人はインド人には珍しくビールを非常に好みます。オートリクシャー(三輪のタクシー)の運転手も観光客慣れしているのでホテルや観光スポット、レストランに連れて行ってくれと言うと良い場所に連れて行ってくれたり観光をパッケージで提案してくれたりします。それに採掘資源が豊富なためかアメジストや水晶、虎目石といったいわゆるパワーストーンが転がっていたりと面白い場所です。ブッタが実際に瞑想に使った場所などがあり日本でいう熊野古道など弘法大師ゆかりの場所の様な歴史的文化遺産のある街です。 歴史的遺産アジャンター寺院洞窟群 アウランガバード中心部からおよそ100km北部に位置する。とあるジャングルの中ひっそりと佇むように存在している当時の宗教寺院跡、日本で言うところの奈良県東大寺周辺のような場所です。当時は多くの王族や商人がここを訪れ救いを求めたとされています。28の寺院がジャングルの谷間を切り抜いて作られている一大建築物です。各宗教が混同しまた28もの建築にいったのは寄贈者(商人や王族)の苛烈な競争意識から生まれたと言われています。紀元前2世紀に建築が開始され、およそ1500年ほど前に完成したと文献に記述されている。 アジャンター建築技法 河が流れ、その横に硬い岩の断崖絶壁がある。そこにアジャンターは建築ており足場を組んで作業をしなかったとされている。当時の石工たちはまず断崖の岩を削り表面を整えアーチ状の窓を作りそこから掘り進む形で寺院を建築していった。削りだされた石は前庭の埋め立てに利用され、アーチ状の窓は太陽光を取り込む為と石の搬出口として利用された。上から掘り進む為足場は必要とせず、不安定な足場による事故を防いだ。しかし、その分装飾と仕上げを同時に行う為、建築構造の把握と高度な技術と忍耐力を要求された。確かに、寺院で人が事故で亡くなるなどあってはならない。仕事の仕方から当時のそういった事情も今に伝えている。ちなみに現代のインドもこの技術を受け継ぎ高い加工技術水準を今に残している。 エローラ寺院遺跡郡 アウランガバードから北西に25kmにエローラ寺院遺跡郡がある。アジャンターとの違いはヒンドゥー教色が強く、装飾には当時の芸術家がヒンドゥ―教叙事詩(ラーマーヤナ)を基にしてデザインしたとされている。一つの岩山をくりぬいて作ってあり、アジャンターと建築技法は同じで足場を使わず装飾と仕上げを同時に行って作られている。またエロティックな装飾が多いがこれは苦行に励むシヴァ神の心を乱すため愛の神カーマを他の神々が送り込んだと言う逸話から構成されている。(日本ではカーマ・スートラとして有名なあのカーマの事)掘り起こされた石の量は54000立法m。面白い事に日本の大黒様はシヴァ神の化身と言われているが定かではない。

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野良のサイトを懸賞でポンだけでプロモーションしてみた1

懸賞でポン ソーシャルメディアプロモーションって知っていますか? SNSを使って、サイトをプロモーションするのです。 皆さんサイトを立ち上げてけれど、どうやって人を集めるのか どのメディアが効果がいいかとかってわからないですよね。。。。 そこで緊急企画 全く人が来ないサイトを一つのサイトだけでプロモーションしてみたのです。 しかも全くの野良のサイト そうです、このサイト「Real Media Information」 プロモーションに使用するのはこのサイト 懸賞でポン https://www.ponponpon.jp/ さてさてどうなることやら。。。 まずはFacebookページを立ち上げる このサイトのFacebookページを立ち上げました。 みんないいね!してね。 ということで、簡単ですよ、5分で完成しました。 プロフィール写真と壁紙貼って、自動投稿を設定して完成。 懸賞プロモーションを出してみた プロモーションを立ち上げます。 https://www.ponponpon.jp/prize/3927/ 内容はバーチャルプリペイドカード500円×4枚 こないだDODA転職フェアでブースを回って集めたクオカードを そのまま使います。 仕組みは簡単。まずはアンケートで欲しいバーチャルプリペイドカードを選んでもらいます。 そしてその当選者には、クオカードでバーチャルプリペイドカードを買って送ろうというわけです。 我ながら頭いい!!! 約一か月後 結構取れてる。。。。 拡散されてる。。。。 懸賞でポンはアンケートで応募。 いいねするともう1口。 シェアするとさらにもう1口という感じ確率がアップするんですね。 ここで面白いのが懸賞でポン経由でとれたいいねが145件なのに ページには186人のいいねがついてる!! この41人はどこから来たんだ。 実は、ここがFacebookの面白いところで、ファンの友達のおすすめページに出てて、そこからかなりいいねが取れてるんですな。 あとは、シェア拡散からも来ているってことなんですね。 今のところリーチがイマイチなのでそのあたりをこれから投稿で改善しないとといったところ。 懸賞でポンでいいね獲得→FacebookADで強引にリーチなんていうのが鉄板の流れになるのかな?といった感想です。 プロモーションは後、10日あるのでまたレポートします。

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