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国債投資で儲けよう

そもそも国債って何? 国債とは国が必要資金を調達するときに、借り入れ証書として発行する債券のことです。 言ってしまえば、国の借金の証文です。「これだけ○○国は、貴方からお金を借りています」という証明書が、国債なのです。 国債で儲けるためには? 国債は、借金です。借金ですから、当然ですけれども利子があります。 国債の利率の基準となる基準金利は財務省が発表し、利率を元に利息(クーポン)が払われます。これが、国債という金融商品の基本的な利益になります。ちなみに、この国債の中でも、元本返済まで10年かかる10年国債の利回りは、銀行の貸し出し金利に大きな影響を与えているので、この金利が上昇すると企業向け貸し出しや住宅ローンなど民間の金利も上昇することも、覚えておきましょう。 勿論、国債もいる人、いらない人がいます。そのため国債を売買する市場というのも存在しています。しかし、国債の発行数は、発行元が一箇所しかないため、市場に出回っている分は、非常に少ないです。そのため、基本的にはデイトレードなどの売買で生じる売却益で儲けるものではないことに注意しておきましょう。同じ金融商品であっても、大きくその特性が異なっています。 国債投資は、やはり利回りを期待して儲けるのが、一般的です。 また売買に関して、手数料は発生しますが、その手数料については、前年分の利息から精算されるので、実質的な元金は、ほぼ間違いなく保証されます。このようなことから、個人向け国債は安全面でも信頼性があり、個人の運用もしやすいことで人気なのです。 国債のメリットとデメリット 国債の一番のメリットは、確実性の高さです。 基本的に、金融商品には、多かれ少なかれリスクが付いて回ります。債権ならば貸し倒れ、株式ならば企業の業績悪化、外貨為替ならば為替レートの上昇と下落。これは、ほんの一例です。他にも色々と金融商品にはリスクが付いて回るのです。 しかし、国債は、このリスクが圧倒的に低いのが特徴なのです。お金を貸している相手は国家ですから、そう簡単に「お金を返せません」というような事態に陥ることはありません。どんな赤字財政であったとしても、国債には国家の返還義務が生じますので、ほぼ100%の確立で、利益が見込めます。これが国債投資を行うメリットなのです。 逆に、デメリットとして上げられるのは、僅かながらでも存在している国家破綻のリスクです。98年の韓国銀行の外貨不足によって東南アジアに波及したアジア通貨危機は記憶に新しいところです。現在でもシャドーバンクに苦しむ中国や、アルゼンチンのように事実、国家破綻した国も存在しています。その可能性は、絶対に付きまといます。 しかし、G8のような国際的に発言力と経済力のある国の国債ならば、まず破綻の心配もありません。特に日本政府が発行する日本国債は、国際的にも低金利・利率で安全に資産が運用できるとして人気です。 国債はどうやって買えばいい? 国債は、主に銀行が買っています。銀行は手数料の他に、預金者から預けられたお金を運用することで利益を得ています。そのお金の運用先が、主に国債なのです。つまり、ある意味では、銀行の預金者は、みな、国際の購入者と言えるのです。 勿論、個人で購入する事もできます。 まず證券会社に関わりが深いのであれば、その證券会社を通して買うことを薦めます。多くの證券会社は、株式などと一緒に国債を扱っていますので、非常に解り易いです。また、会社によっては日本のみならず、外国の国債を取り扱っている事もあるので、海外の国債を購入する事も可能です。 他、に證券会社に頼る事が無いという人は、近くの銀行へ行きましょう。銀行は、どこでも構いません。郵便局内に併設されている郵貯銀行、各地にある信託・地方銀行、都内にあるメガバンク…、どこでも問題ありません。窓口に赴き、「国債を買いたいのですが」と聞けば、係の方が丁寧に教えてくれます。但し、銀行によっては扱っている国債の種類が違うので、注意しましょう。一例として、ゆうちょ銀行では、市場に関係なく、新規発行の国債しか扱っていません。 よく注意して、買う前に、その証券会社や、銀行がどんな国債を扱っているのか、確認しておきたいものです。これは、どんな投資を行うかという重要なポイントにもなります。 詳しい取り扱い方法などは、財務省の「個人向け国債」に載っています。 国債の種類で、投資方法が変わる 国債はいつくかの種類に分けられます。 まず、発行目的でいうならば、建設国債は、財政法という法律に基づき、道路や建物など、「国が管理するもの」をつくるための工事などに割り当てるために発行される国債です。 同様に、特例国債は、毎年の特例法という法律に基づいて、建設国債を発行しても足りない費用に使うために、特別に発行される国債です。 次に償還期限による分け方。国債が返還されるまでの期間、償還期間の長さで分けます。 長期国債は、償還期間が 10年以上の国債を、中期国債は、償還期間が 2年以上で10年までの国債を、短期国債は、償還期間が 半年または1年の国債を指して言います。ちなみに、短期国債は個人購入できません。 最後は利息による分け方。国債を購入した人にとっては、利息が「もうけ」になります。 国債は、その金額に対して何パーセント、という利息がつきますが、その発生する利息の割合である利率によっても分類されます。 半年に1度、決められた金額が支払われる国債を「固定利国債」、支払われる金額が変動する国債を「変動利国債」といいます。 それぞれにメリットとデメリットがあります。特に、金利変動と償還期間は、重要なポイントになっています。 まず、償還期限まで持ち続ける事を考えるのであれば、10年モノの国債がオススメです。高額になりますが、その分、10年分の利息が入ります。逆に、売却益と市場価格で投資する事を考えるならば、短い3年モノの国債です。どちらでも行きたいという時は、中間の5年物をオススメします。 利回りについても、変動と固定では大きく意味合いが違ってきます。 毎回、固定=額面から定額の利息を得ることが出来る固定利回りは、非常に収入を安定させる事が容易なので、先の投資に続けやすいのが特徴です。逆に、変動であると、毎回貰える利息というのは異なってきます。一応、額面の0.05%までは、間違いなく貰えるのですが、償還時の利率によって払われる利息が変わりますので、もしかすると、非常に少ない可能性もありえます。逆に高い事も可能性として考えられます。 どちらが良いのか、自分の投資スタイルにあった国債を考えましょう。 写真・イラスト:イラストAC http://www.ac-illust.com/ 写真AC http://www.photo-ac.com/

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お土産は手軽さが一番!女性に喜ばれるヨーロッパみやげ②

3.簡単便利なレトルト食品 お土産を買うとき気をつけたいのが、「かさばらないこと」と「簡単に捨てられること」ではないでしょうか。渡してから家に持ち帰るまで、かばんの中で邪魔しないようなもの。あるいは、食べてすぐなくなるもの、いらなかったらすぐに捨てられるもの。それから、賞味期限が長いもの。 そんな条件をすべてクリアしてくれるのが、現地のレトルト食品です。スープの素やカップラーメン、カレーやパスタなど、現地のスーパーに行けばさまざまな種類が手に入ります。 変わった塩や調味料などは、料理する人には嬉しいかもしれませんが、料理しない人や簡単な料理しかしない人にはちょっと使いづらいもの。その点、レトルト食品は男女問わず手軽に食べてもらえるのでおすすめです。 日本でよく目にするメーカーのものや、日本の会社が作っているけど現地にしかない風味のものなどは、安心感も大きいですから受け入れられやすいでしょう。 逆に、冗談が分かる方には、すごく辛いものやすっぱいもの、現地にしかないような味の想像が付かないものを買ってもいいですよね。 また、日本のレトルト味噌汁のように、1食分ずつ小分けになっているスープなら、会社で配ればお弁当のお供に食べてもらえるかもしれません。 ただ1つ、問題なのは、現地の言葉で作り方が記載されているものが多いこと。おかげで作り方がイマイチわからないのですが、レトルトなので大体、お湯入れて何分、とかお湯に溶かして何分、程度の作り方です。また、どの商品もイラストで作り方が書いてあるはずなので、買うときに自分で大体作り方を察することができるものを選ぶといいかもしれません。 あるいは、その辺の「分からなさ」も楽しんでくれるような人に、お土産を渡すのがいいかもしれませんね。 4.意外に喜ばれる?CD ヨーロッパに行ったとき、友人に頼まれて買って帰ったのが、現地のクラシックCDでした。探してみたら、音楽の盛んな土地柄だからでしょうか、現地のCDショップの片隅にクラシックCDがいっぱい売られてました。しかも、1枚の値段がすごく安い!数百円くらいで売っていたりするのです。 もちろん、立派なケース入りのものではありませんよ。2~3曲くらいしか入ってなくて、ジャケットも紙イラストだったりするんですが、これがまた味があってオシャレなんです。 私はクラシック全く詳しくないので、まさに「ジャケ買い」でしたけど、そのジャケ買いも、飾る前提で色合いを合わせたりするのがとっても楽しかったです。 収録されていた曲も、有名曲のセレクトCDだったようで、友人もとっても喜んでくれました。 5.自分へのお土産のワンピース 最後に、自分へのお土産のススメです。話を聞いて、「いつかやってみたいなあ」と私自身が思ったので、最後にご紹介しますね。 私の友人で、海外旅行に行くたび現地でワンピースを買う、という人がいます。高いものやブランド物でなくていいのです。むしろ、その土地の雰囲気やデザインを楽しみたいので、現地のショップで買うのがおすすめだとか。 そして、そこで買ったワンピースを着て、現地でちょっと高めのランチやディナーを楽しむ。すると、より現地になじめる気がするし、帰国してからクローゼットを覗いても、「あの旅行のとき買ったものだな」と思い出がよみがえるのだとか。 海外旅行の際に、ブランド物を買ったり、アクセサリーを買ったりする人は多いと思います。日本で買うより安く手にできるからと、そのためだけに旅行する人もいるでしょう。 でももしそうではなく、その土地や習慣を楽しみに旅行するなら、その土地の洋服を買ってみるのも楽しそう。日本にはないデザインのものも多いので、思い切って、普段着ない洋服にチャレンジするチャンスにもなるかもしれませんよね。

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アメリカンライフ 真偽その7:通行人のキスハグ事情

日本人が抱くアメリカという国や人々に対する知識や印象は、本当に正解でしょうか?筆者の経験からそこを追求するエッセイ、アメリカンライフの7回目です。 今日は、公共の場でのキスやハグなどどれくらいオープンに見られるかという話です。 日本人のカップルはとても保守的で、今となっては手をつないだりキスくらいは見られるかなという認知ですが、実はまだまだ欧米諸国と比べると全くレベルが違うと筆者なんかは言いたいところです。 人前でキスやハグをするのが良いのか悪いのかはまず置いておいて、どれだけ一般的にそれが見られるかということだけをお話すると、日本ではほとんどと言っていいほど、まだまだ見られません。 スキンシップは自然 アメリカでいる時は、カップルはいつも体が触れているのが普通でした。お年寄りでも手をつないでいるし、若いカップルは腕をからませていたり、腰に手を回していたり、隙あらば軽くキスをしたりしているのは言うなれば息をしているくらい自然でした。 カップルだけでなく、友達同士でも久しぶりに会えばすぐにハグをします。別れ際にもハグをします。家族内でももちろんです。 つまり、スキンシップが日本人より格段に多いことが言えます。 これは文化の差なので本当にどちらが良いということではないのですが、基本的に、他の人間に触れることをあまり特別視していないという日本人とはスタートラインの差が浮き彫りになるところです。 むしろカップルはイチャつくもの アメリカでパーティに行ったり、カップルでのイベントに参加していて、キスやハグや何かしらお互いに触れていないとなると、「あれ、あの二人は喧嘩したのかしら?」「もうあんまり上手くいってないらしいわよ。」と噂になるかもしれません。 そのくらいに、カップルはむしろいちゃつくものだという認識さえあるような気がします。 そうしていないと、もう仲が良くないのか。浮気しているのかも?なんて見ているこちらも思ってしまいます。逆にいちゃついているカップルを見ると、アメリカ文化に慣れていると不思議ですね。こちらも幸せな気分になってきます。 筆者なんかも、アメリカナイズをたっぷりした方なので、彼氏がいたときはアメリカ人と同じようにラブラブしていましたし、友達が恋人とそういう風に触れ合っていると、こちらも「良かったよね!」という気分になっていました。 表現が素直 日本人は愛情表現が苦手だという風に言われています。 しかし、日本でいるときはその実感が湧きませんでした。 それが、日本を出てアメリカのスキンシップたっぷりな文化に慣れ、そして日本にまた戻ってきて、自分の感覚がずれていると気づいたときのいわゆる「逆カルチャーショック」を体験すると、それがはじめて分かりました。。 在米中、アメリカのべたべた触る文化が「普通」だと思うくらいに慣れ、日本人の友達に久しぶりに会ったとき、「そうだハグできないんだ」と自分で自分を押さえないといけない程になって、「日本人は愛情表現が苦手だ」ということの本当の意味が分かった気がしました。 日本文化は恥の文化で、自分の感情を見せることは恥ずかしいことだと昔から言われていました。2000年を過ぎた今も、やはりその文化というのは根強いところがあり、今の若い人の間でも、やはり日本人は日本人なのだとここで再確認してしまいます。 結論をいえば、アメリカ人は愛情表現をところ構わずします。そして、それを普通に受け入れる文化と社会があります。郷に入れば郷に従えというところでしょうか。これを日本ではやはりできないのは、それを受け入れられない文化と社会の雰囲気があるからでしょう。 食生活から政治政策まで、日本は欧米化ばかりしている昨今ですが、実はこんな文化的なところでは、やはり日本は日本なのだとうなってしまいます。 画像提供:写真ACよりhttp://www.photo-ac.com/

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アメリカ人男性とデートするときに覚えておくべきこと4つ

世はグローバルの時代。 国際結婚だの、ダーリンはなに人など。聞いてはいてもピンと来なかったかもしれませんが、いつ来るか分かりません。外国人とのデートのチャンス。 たまたま知り合って好きになった人が外国人で。。。 知り合いの知り合いが、たくさん外国人の友達がいて。。。 などと、巡り巡ってくる縁があるかもしれません。 これからは国籍でおつきあいする相手を選ぶ時代ではありません。 日本人でも外国人でも、魅力的な人とは知り合ったほうが良い。 しかし、いざデートをするとなると、外国人の男性と二人きりになるチャンスなんて今までなかったら、緊張しますよね。 日本人の男性と同じような感じで良いのかな。。。 と思い悩むあなたに、今日はアメリカ人男性とデートする時に覚えておくべきこと4つを紹介します。 1 メイクはいらない 何事もこだわりが多い日本人。手先が器用なこともあって、文化的にも詳細まで緻密に、何でもこつこつ創作します。 そんな流れからか、女性のファッションもメイクも、結構みんなすごいです。凝ってます。 アメリカで留学中に、大学の講義にパジャマで来る学生がいたことにびっくりしましたが、それは極端だとしても、アメリカ人は基本的に日本人のように外見を気にしません。 良いように言えばおおらか、悪くいえば大雑把。 ファッション業界とか一部のカリフォルニアのセレブたち以外は、そこまでファッションにもこだわりません。ジーンズとTシャツのアメリカンカジュアルの女性たちが多いです。 いろいろな事にこだわって、決めに決めたメイクとファッションでデートに来る日本人女性に慣れている日本人男性とは違い、アメリカ人男性は、はっきり言ってそんなところを見ていない人が大半です。 言ってしまえば、メイクもいらない。気軽なアメカジスタイルで挑めば、逆に気を引けるかもしれません。 2 常時笑顔 外見にあまり気にしない代わりに、気にするところは笑顔です。 誰彼かまわず笑顔を振りまくアメリカ人は、「フレンドリー」に映ります。うつむき加減で知らない人とは、基本的に言葉を交わさない日本人と比べれば、アメリカ人は笑顔率がかなり高い。 それは、巨大なアメリカ大陸で多くの民族が暮らすアメリカで、「私はあなたの敵ではありません」ということを示すためにもともと始まった、文化的な特徴だというふうに書いてあるのを読んだことがあります。 確かに今でも一歩間違えれば銃犯罪など多い国ですから、アイコンタクトをして笑顔を見せるというのは、結構大切な暗黙の了解の合図のようです。 笑顔でいれば、顔のつくりや造作など関係なく、かわいく見える。 これは万国共通であることは間違いありません。魅力的な女性であるためにも、ここは笑顔でいてください。 3 威風堂々、自信満々 アメリカの女性は皆、自信満々です。 大きな声で喋り、笑い、好きな事をして、人生エンジョイしている!っていうかんじです。 アメリカという国は、社会的にも女性の声が大きいところですから、アメリカ人男性はそんな女性に慣れっこです。 逆に日本という国は、伝統的に、大和撫子の文化で、そこまで女性がしゃしゃり出てくることに美徳を感じない国です。そして、日本人男性もそんな女性に慣れています。 何かを話していても、例えば政治のこと。 「私はよく分からない」などと言って、うふふと笑って誤摩化したりしていると、それは自信がない、というふうに映ります。 または、デートの相手の英語が早すぎて聞き取れなかったりして、また「う?ん」などと言ってにやにや笑っていると、それは奇怪に映ります。 分からないことは「分からない」と自信を持って言えばいいだけのことなのですが、どうもはっきりと言うことに慣れていない日本人は、誤摩化してしまいます。 ここは、自信を持って正直になりましょう! 「政治のことは分からない!」 「ビールは大嫌い!」 そのほうが、絶対にアメリカ人の男性には分かりやすい、大人の女性に映るはずです。 4 自然体 さて、最後はやっぱり自然体です。 どの国の相手とデートしようとも、自分をねじ曲げて折り曲げてキャラを変えて挑んでも、疲れるだけですから。 アメリカ人の男性はこういう女性に慣れている、ということを紹介してはきましたが、最後はあなたという人間で勝負です。 リラックスして、肩の力をぬいて、その人と出会えた縁に感謝だけはしておきましょう。

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おいしそうに見える!料理を上手に撮る5つのポイント【その1】

レストランに行ったとき、料理をうまく作れたとき、デジカメやスマホで写真を撮る人は多いですよね。 でもせっかくのお料理も、撮り方がヘタでは魅力が伝わりません。 今回は、素人の我々でも「それっぽく」撮れる、お料理をおいしそうに撮ることができる簡単なポイントをお伝えします。 一眼レフも専門用語も一切必要ありません。手持ちのデジカメやスマホで今日からできるので、ぜひ試してみて下さいね。 1.お皿から45度の高さで撮る お料理の写真を撮るときに、真上から撮影している人をよく見かけます。 全体を写しきりたい!と思うのでしょうか、椅子から立ち上がってまでも、高い位置からパシャリ、と一枚・・・。 高い位置から撮ったお料理は、のっぺりと平面的で、魅力が伝わりにくいものです。 よほど底の深いどんぶりの場合などを除いて、お料理写真は、お皿から45度の角度から撮るのがおすすめです。 「45度」がピンと来ない方は、椅子に座った自分の胸の高さくらい、と覚えるのがよいかもしれません。 つまり、運ばれてきたお料理を「おいしそう」と思う、あなたのそのままの目線から撮るのが、一番魅力を伝えやすい角度と言えるでしょう。 2.画面いっぱいに撮る 次に気をつけたいのは、「画面いっぱいに撮る」ことです。 せっかくお料理写真を撮ったのに、出来上がりを見たらショボく写っていてがっかり、なんて経験はありませんか? 私もたまに、お料理だけでなく、その周りのしょうゆ小皿、薬味、あるいはテーブルまでが写り込んでいるいる写真を目にします。 これでは、一体何を写したかったのか、せっかくのお料理も、ただの風景の一部になってしまっています。 ここでのポイントは、デジカメやスマホの画面いっぱいに、お料理を写すことです。 まずは、お料理にぐっと寄ってみてください。 余計なお皿や机は、画面からはみ出してかまいません。 例えば、パスタが盛られたお皿を撮るなら、パスタをぐっとアップに。 パスタ、サラダ、コーヒーなどいくつかお皿があるときは、パスタのお皿を画面の中心にして、サラダやコーヒーは端が写りこむくらいでOK。 「あれもこれも」写したい気持ちを抑えて余計な背景をなくし、撮りたいものを思い切ってアップにすることで、迫力あるお料理写真が撮れるでしょう。 3.「何を中心にするか」を決める また、簡単なことですが意外に押さえられていないポイントが、「何を中心にするか」を決める、ということです。 例えば、ラーメンと餃子を写すと仮定した場合、左にラーメン、右に餃子を並べて均一に写すのはNGです。 それでは、何をアピールしたいのか分からない写真になってしまいます。 ラーメンか、餃子か、あなたが伝えたいのはどちらでしょう? もしもラーメンなら、ラーメンを画面の中心にして、餃子はその後ろに置く。 餃子をアピールしたいのなら、餃子にピントを合わせてください。 2項でもお伝えしましたが、「あれもこれも」では、迫力あるおいしそうな料理は撮れません。 どれを中心にするかをまず決めて、それにピントを合わせて下さい。 どれも決めきれない場合は、メインに置く皿を1枚1枚変えて、何枚も撮ってみてもいいかもしれません。メインにするお皿によって、全然雰囲気が違う写真が撮れますよ。

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