MAYO

かくして星は光り輝く

「四方上下これを宇と言い、往古来今これを宙と言う(淮南子より)」 我々をとり巻く宇宙という存在は、空間の内に時間をも包含した四次元時空をもって、永遠とも言える神羅万象を司っています。 その正体はつかみどころが無く、広がりは想像の範疇を遥かに越え、果ては何人も捉えがたい枠の外にあります。 星の世界にようこそ 目に見える宇宙の主役は、我々の母なる太陽と同じ恒星たちです。 昔の人々は夜空の天井から吊り下げられた、天空の飾りだと考えていました。 わずか1m単位の世界しか実感できない我々にとって、地球ですらほとんど無限に近い平面ですから、さらに上のスケールである恒星の世界は、非常識と思えるほどとび抜けて巨大です。 地球の直径はおよそ1万3千km、現代科学の最先端の眼が見つけ出した、太陽系以外の惑星候補と比べても、岩石惑星としては小さい方ではありません。しかし恒星になると、そのスケールは全く異質です。 我々の太陽は、残念ながら宇宙の中では特別な星ではなく、ごくありふれた普通の星。自ら光り輝く星の条件としては最も標準的な星であり、大きさ、質量、寿命といった非常に緊密な相関関係にあるこれら要素を統合しても、普通の恒星としか呼べません。 その普通の恒星である太陽と、我々の暮らす地球のサイズを比べてみると・・・ 母なる太陽と子供たち 太陽の直径は地球のおよそ109倍、質量は330000倍もあります。 分かり易くするために比喩を用いると、例えば目の前に直径1mの球体を想像してみて下さい。実生活でお目にかかる機会はまずない物体でしょうが、想像は可能なはず。 この直径1mの球体を我々の太陽と仮定すると、地球の大きさは気の毒なほど小さく、わずか直径1センチに満たないパチンコ玉程度です。 パチンコ玉に寄生している人類などは、電子顕微鏡でも見えないでしょう。 主星である恒星とその周囲の惑星との間にあるこのサイズ的不均衡は、星の誕生物語りにまで遡ると理解できます。 我々の太陽系を例にとると、今からおよそ46億年前、宇宙空間を漂う星間ガスの中に芽生えがありました。 星に命が宿るとき 宇宙全体は思ったほど均一な空間の広がりではなく、ところどころに濃密な物質が集まった部分と、逆に希薄で虚ろな大半の空隙部分とで構成されています。物質が密な場所では、物体間の相互作用から重力によって星間ガスが中心に向かって集まり始めます。 やがてその中心部分には巨大な質量が渦を巻いて流れ込み、理由は分かりませんが回転を始めます。中心に集中した質量は巨大な重力的集中も伴って、球状のかたまりを形成します。 回転する星間ガスの中心に巨大な球状の核が現れ、更に中心に向かって重力によって引っ張られます。核はそのまま中心へと圧縮されて、超高温超高圧の状態になり、そしてついに「原子の火」が灯ります。 核の中に多量に存在する水素が、核融合によってヘリウムに変わり安定的に燃え始めるのです。これが恒星の誕生です。 星の中心核に火が灯ると、そこから人類の時間的尺度では扱いきれない、気が遠くなるほど長い星の一生が始まります。 ちっぽけな地球の上で 太陽系の中心で1つの恒星が誕生した頃、太陽をとり巻く空間には、まだ取り残された星間ガスが漂いながら、全体としても太陽を中心にして大きく回転していました。 ただしガスのほとんどは太陽の重力によって引き込まれてしまい、残ったガスはごくわずか。ガスは何か所かで小さなまとまりを作り始め、重力によって徐々に緊密なかたまりを形成、あちこちに小さな球体が出来上がります。これらが惑星の卵です。 太陽系全体に供給された質量のうち、99.9%は太陽になって燃えているので、惑星や準惑星、小惑星などはそれ以外の、たった0.1%の物質でできています。 これが太陽系における物質配分の結果です。太陽から見れば、地球なんて自分の周りを飛び回るハエみたいなもの。いくら偉そうな顔をしてみても、人間なんてその存在さえ気づいてもらえない、ハエの表面にくっついた雑菌みたいなものなのです。 ※引用画像 GIZUMODO www.gizumodo.jp ウィキペディア ja.wikipedia.org SLIDESHARE www.slideshare.net カラパイア karapaia.livedoor.biz

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冷えを解消するための3つのコツ

冷えは美と健康の大敵! http://www.ashinari.com/2012/12/31-374671.php 女性には特に多い冷え性。 冷えは万病の元とも言われるように、様々な不調の原因にもなりますし、美容面でも良くない点が多々あります。 では、そんな冷えは、どのようにすれば解消していくことができるのでしょうか? 冷えを解消するための3つのコツを紹介します。 その1:ポカポカ食材を食べる! http://www.ashinari.com/2009/01/30-013158.php 冷えを食べ物で解消するというと、よく用いられるのが、生姜やニンニクなどの食材ですよね。 これらは体を内側からポカポカと温めてくれます。 また、根菜類にも体を温める作用があるので、冷えが気になる方は、積極的に摂取したいですね。 基本的に、寒いところや寒い季節に収穫される野菜は体を温める効果があると言われています。 冬場には、夏野菜や生野菜は体を冷やす作用があるので控えたほうが良いですね。 果物は、南国育ちのものではなく、ミカンやりんごを選ぶと体を冷やしません。 その2:砂糖は控える! http://www.ashinari.com/2009/05/17-020435.php 体を冷やす食材の代表的なものが、砂糖です。 砂糖に体を冷やす作用があるなんて、知らなかったという方も多いでしょう。 特に、精製された白砂糖は、体を冷やす作用が強いといわれています。 甘いものは極力控えるようにしたいですね。 また、南国育ちのコーヒーは、ホットであっても体を冷やす作用があります。 コーヒーに砂糖を入れて飲む習慣のある方は、要注意です! どうしても甘いものが食べたいという場合には、砂糖大根からできた「てんさい糖」を使って甘いものを手作りすると良いですね。 てんさい糖は、糖類の中では唯一、体を温める作用のあるものです。 その3:ツボを刺激するマッサージ http://www.ashinari.com/2012/08/19-367333.php 体の冷えを解消するには、血行を促進するマッサージが有効です。 ですが、全身マッサージを行うのはなかなか面倒で、続かないという方もいます。 そんな方でも簡単にできるのが、ツボを意識して、一部分だけに行うマッサージです。 例えば、手の親指と人差し指の間にあるツボは、冷え性の改善に役立つといわれています。 なんとなく時間があるとき、テレビを見ながらでも良いので、このツボを押さえてみましょう。 手を全体的に揉んでみるというのも良いですね。 それから、耳のマッサージ。 耳にはたくさんのツボが集中しているから、耳をマッサージすると、ツボが自然に刺激されます。 冷えの改善に役立つツボもあるので、耳を揉むだけで体がポカポカしてくることもあります。 半身浴しながらの耳マッサージはオススメですよ! 全身いたることろにマッサージを施すのは、時間もかかるし面倒です。 でも、手の平だけとか、耳だけというマッサージ法なら、いつでもどこでも気軽に行えるのが良いですね。 ツボを意識することで血行が促進され、冷えを効果的に取り除くことができますよ! (photo by 足成)  

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ファッションにカラーセラピーを取り入れてみました

はじめに わたしは年末、大掃除を兼ねて服の整理をしました。 そのとき気がついたことは、持っている服が全部黒か白か灰色ということ。 モノトーンの服は合わせやすく重宝しているのですが、それにしても色味のないクローゼットにがっかりしてしまいました。 どうすれば上手に色を取り入れられるかを考えてみて、思いついたのがカラーセラピーです。 カラーセラピーってなに? 色には波長があり、人間はその色の波長を目から受け取ることで、心身をコントロールする機能を持っています。 たとえば街灯を青色のライトに変えると犯罪が減るとか、食器に暖色を用いると食欲が湧くといった話を聞いたことはありませんか? これらは色の波長が人間の心身にもたらす効果を利用したものです。 カラーセラピーは、色が持つ波長を上手に取り込んで、自分の体調や感情を改善していくものなのです。 各色の持つ意味・力 ・赤色 赤は炎や太陽のエネルギーを表す色で、情熱やエネルギッシュさ、パワフルさを持っています。 自信を喪失していたり、活力不足を感じているときに取り入れたい色です。 逆に怒りを抱いているときに用いると、攻撃的になったり闘争心に燃えてしまうことがあるので注意が必要です。 ・ピンク色 ピンクを見たり着たりすると、男女ともに血行が良くなり、肌がきれいになります。 幸福感を持ちやすくなり、優しく、愛情豊かになる効果もあるといわれています。 自分を好きになれずにいる人、幸せな気分になりたい人におすすめのカラーです。 ・オレンジ色 オレンジはたまったストレスをすっきりさせ、精神的なショックや肉体的な痛みをやわらげてくれる効果のある色です。 腸の調子を整え、元気を取り戻しやすくなるといわれています。 気分が晴れないときや、胃腸の調子がよくないときに取り入れたい色です。 ・黄色 黄色は音や言葉に敏感になる効果があるので、会話や音楽を楽しみたいときにおすすめです。 気分を明るくさせ、人間関係を円滑にしてくれる効果があります。 短期集中型の集中力がほしいときにも力になってくれる色です。 ・緑色 緑は疲れを癒し、穏やかな心を取り戻してくれる効果のある色です。 気分を落ちつけ、ストレスを軽減してくれる効果を持っているため、本来の明るさを取り戻してくれます。 目の疲れや肩こりをほぐし、眠りやすくなるといわれています。 ・青色 青は鎮静作用があり、感情の高ぶりだけでなく体温や脈拍を下げる、のどの痛みを和らげるなどの作用があります。 また、自己表現とコミュニケーション能力を向上してくれ、冷静さや判断力もアップしてくれます。 ・紫 紫は高貴な印象を与える色で、想像力、直観力、洞察力を高めてくれます。 精神安定の効果もあります。 ただし、極度に憂うつなときや、孤独を感じるときには、その不安な気持ちを増長させてしまうので注意が必要です。 ・白 白は開放的でのびやかな気持ちをもたらしてくれます。 純粋な心を引きだす色なので、周りに左右されることなく、自己をしっかり持てるようになります。 毅然とした気持ちを持ちたいとき、攻撃から身を守りたいときに用いるとよい色です。 ・黒 黒は隠す、拒むという力を持っており、本音を隠して物事をスムーズに運びたいときにおすすめの色です。 駆け引きが必要な仕事のときや勝負時に使いたい色です。 一方で喪をイメージさせる色でもあるので、全身が黒ずくめにならないよう要注意です。 <h2>おわりに このように色の持つ力や意味を知ると、気分や体調に合わせて服の色を選んでみたくなります。 しかしこれを実践するには、モノトーン以外の服も揃えなくてはなりません。 カラーセラピーを楽しむためには、クローゼットの中をカラフルにせざるを得ないのです。 よって、脱モノトーンができるというわけです(強引)。 まさに一石二鳥の解決方法だと思いつつ、今週末はさっそくピンクのカーディガンでも探しに行ってみようと思います。 photo by 写真素材足成(http://www.ashinari.com/)

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アメリカンライフ 真偽その3:銃が多い?

アメリカやアメリカ文化の印象の真偽を問うエッセイ、アメリカンライフ。真偽その3は、アメリカといえば、銃。銃についてです。 筆者は約10年間の在米生活すべてを、西海岸のオレゴン州というところで過ごしました。短期間はオレゴン州で一番大きな都市、ポートランドでも生活しましたが、10年のうちの大方の時間を、郊外で過ごしました。 アメリカと一口にいっても、州によって法律も違うし、なにしろ大きな国ですから気候風土も少しずつ違ってきます。 銃問題ひとつとっても、地域によって違うとは思いますが、今回はオレゴン州に限っての銃事情を紹介します。 銃社会アメリカ 日本で生活する中で、聞こえてくるアメリカのニュースといえば、銃関連の事故や事件が多いですね。それを聞くたびに、銃のない日本で暮らす私たちは、アメリカというのは非常に怖い国であるという印象を抱いてしまいます。 確かにアメリカという国は銃という存在に寛容な国です。 法律で、銃によって自分で自分の身を守ることが認められている国なのです。 そういう意味で、アメリカ人にとって銃はとても身近な存在です。店にいけば売ってありますし、州によって決まりは違いますが、犯罪歴などがなければ、基本的に誰でも手に入れることができます。 筆者が、アメリカの日用雑貨や日曜大工の品物を取り扱うお店で働いていたときも、なんと「○○パーセントオフ!」などという新聞の折り込みチラシを手に、セールになった銃や弾丸を買いに、お客さんが来ていたものでした。 銃売り場では、狩猟用の銃やピストルなどがたくさん並んでおり、日本で生まれ育った私には考えられないような軽い扱いで、武器である銃が売られていました。 日本人が聞けば、驚くような文化ですが、アメリカ人にとってみれば、これが普通です。日本とアメリカを比べると、銃という概念では、基本的に大きくずれています。 どこでも撃てる 筆者は、そのお店で働いていたときは、東オレゴンに位置する小さな田舎町に住んでいました。その町の大部分の人たちは、田舎の素朴な人たちで、自然がたくさんあるので、趣味でハンティングをしたりする人が多くみられました。 その町には日本人の存在は私以外いなかったので、私の銃に関してのこの驚愕の感覚は誰にも分かってもらえませんでした。 筆者は当時、そんな町でいる機会もそうそうないと思い、同僚の男性にお願いして、ある週末、銃を撃ちに連れて行ってもらうことにしたのです。 アメリカでも都市部にいる人たちは、銃を撃ちに行くというと、射撃場に行って、銃を貸してもらったりして撃つのが普通ですが、こんな田舎町では射撃場などにも行く必要がなかったのが驚きでした。 「ちょっとドライブして町から離れれば、誰でも撃てる」といって、彼は私を連れて少し離れた土地へ連れて行ってくれました。アメリカは広いので、どこまでも広がる地平線、というような場所がたくさんあるのです。そこで、彼の自分で手作りの的を置いて、銃を持参して、自由に撃てるのでした。 彼は射撃が趣味で、休みがあれば、そこへ撃ちに行くと言っていました。弾丸もセールで買えば安いので、私にも、「好きなだけ撃っていいよ」と言っていました。 そこで現に、私も数種類の銃の取り扱いを彼から習い、ライフルやピストルを撃たせてもらいました。初めての銃を撃つ感覚というのは不思議なものでした。弾が的に当たる感覚というのは、独特の「暴力」としか形容の使用の無いような感触で、肌をもって感じることができました。 確かに、これが当たれば、人でも動物でも死んでしまうんだ、という感覚が、銃を通じて私の体の中まで駆け抜けていったのを覚えています。 貴重な体験でした。 銃犯罪が消えない理由 このように、日本から来てアメリカで住んでいる私でも、銃があればそこらへんで撃てるような国ですので、これでは銃犯罪があるのが当たり前だと思いました。 その同僚も、何本か銃を持っていましたが、そのどれもが、犯罪歴などをチェックしての店から買ったものではなく、知り合いや、友達など人から買ったものだと言っていました。そんなことができるのなら、店で犯罪歴などチェックしても、結局意味がないなと、改めて思いました。愕然としました。 銃を撃たせてくれた同僚や、銃を手にした私が、もしおかしな考えを持ったとしたら、簡単に町に銃を持って出向いて、ぶっ放すことだってできたのだと思うと、自分のことながら寒気が走りました。 日本でいると銃というのはなんだか遠い世界の話、映画の中の話のような気がしますが、アメリカ人にとっての銃というのはこんなかんじで身近なものなので、銃犯罪も日本人にとってのそれとは印象が大きくかけ離れているような気がします。 画像提供:写真ACより http://www.photo-ac.com/

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留学に持って行くべきグッズ その1

念願のアメリカ留学を果たし、アメリカの地を初めて踏みしめたことのこと、昨日のように覚えています。 小春日和でぽかぽか暖かく、初めて嗅ぐアメリカの空気の匂いは本当にすがすがしく、私の留学デビューをお祝いしてくれているようでした。。。 あれからもう10年も経ってしまったなんて、考えられません! あの時のことを回想しながら、留学に持って行って良かった。または、持って行けば良かった!と思ったグッズを今日は紹介します。 まずは取捨選択 バカでかいスーツケースとボストンバッグを片手に、その中に自分で必要だと思う全ての持ち物を入れて、出国しました。飛行機での大きな移動。しかも旅行ではないので、生活するための物を詰めるのは意外に難しかったです。 国単位で移動するときは、何が一番重要かというと、取捨選択する能力だったりします。 無駄に持って行けば邪魔だし、何よりスーツケースの中のスペースがもったいない。最終的に重すぎると余計な運賃まで取られてしまう昨今。なるべく身軽で、無駄無く移動したいものです。 その時に、日頃から自分は何に価値を置いて、何が大事なのか。というのを見つめておくのが大事です。ある人には全く意味のない物でも、それが自分にとって欠かせないものだとしたら、それを持って行くべきです。 自分を見つめて、ある程度取捨選択できる時間と能力をもってから挑みましょう。 日本食 海外旅行で日本食を持って行くのは、私は個人的に反対です。 旅行するのなら、現地のものを食べて現地の人と触れ合って、なんぼ。と考えているからです。衛生面などが非常に悪いなどなら別ですが、非日常的な経験をするために旅行をしているので、せっかくなので現地ならではの経験をしたいものですよね。 しかし、留学となると違います。数日滞在するだけではなく、そこに数ヶ月、数年という単位で住むのです。そうなると、自分がなるべく快適になるように過ごさなければ、精神的ストレスは大きなものとなります。 その中でも大切なのは食。 日本で生まれ育ち、日本の素材や味付けに慣れているので、いくら自分が欧米のご飯が基本的に好きだといっても、白米やお茶漬けが恋しくなることは絶対あります。 現地で調達できればいいですが、それが難しい場所も多々ありますので、まずはスーツケースに詰めていきましょう。何を具体的に詰めるかは、個人の好みにもよりますが、私はとりあえず、電子レンジで炊けるご飯と、缶詰類、ふりかけ、あとは意外にカレールーなど後から作れるものも役立ったりしました。 次回は留学先で、自分のペースでいられるグッズを紹介します。 写真提供 http://www.photo-ac.com/

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