日本史

親等の数え方と様々な家族法のルール

法律上の親族とは 家族は身近な存在です。 では「あなたの家族の範囲はどこまでですか」と問われたら、どのように回答されるでしょうか。 配偶者、お子さん、ご両親、ご祖父母様などは間違いなくご家族と言えるでしょう。では、3代前のひいおじいさんはどうでしょうか。あるいは、男性の方なら奥さんのお兄さんはどうでしょう。そして奥さんのお兄さんの奥さんとなったらどうでしょうか。 このようなテーマについて法律は明確に親族について範囲を定めています。 民法第725条は親族の範囲について ①配偶者(夫から見て妻、妻から見て夫) ②6親等内の血族(血のつながりがある、あるいはあるとされたもの) ③3親等内の姻族(血族の配偶者、配偶者の血族) を指すと明確に決めておりこれ以外は法律上は全くの他人です。 このルールによって例えば、奥さんのお兄さんは2親等の姻族になるので親族です。しかし、そのお兄さんの奥さんは配偶者の血族ではなく、姻族ではないので、どれほど親しくても親族ではありません。 反対に、家を出て30年まったく家に帰ってきていない父などでも親族です。 親族と法律の様々なルール このように、民法では親族の範囲を配偶者、6親等内の血族、三親等内の姻族と限定しています。このことは様々な場面で作用してきます。 まず、結婚の場面です。法律上、直系血族と3親等内の傍系血族では婚姻をすることができません。(民法第734条)直系は(家系図を書いた場合に縦になる関係)は常にダメ、傍系は自分から見ておじ・おばまでは結婚ができません。しかし、おじ・おばの子供とは結婚をすることができます。(いわゆるいとこ同士の結婚は4親等の傍系血族に当たるので可能です) 直系は当然と感じられると思われますが、傍系の規制は国や時代によって異なります。おじ・おばと甥姪との結婚を禁止するのは、現代的と言えるでしょう。 ただし、兄弟姉妹でも結婚が可能な場合があります。それは兄弟姉妹が養子の場合です。兄弟姉妹は2親等の傍系血族ですが、この場合には、優生学上問題がありませんので、結婚が禁止されません。 また、直系姻族では配偶者との離婚後も婚姻をすることはできません。奥さんと離婚された後に奥さんのお母さんと婚姻することは禁止されています。(民法第735条)これは倫理上の問題からと言われますが、法律的には優生学上の問題もないのだから、法律が規制する必要はないという意見もあります。 一方で傍系姻族とは婚姻可能ですので、奥さんと離婚後、奥さんの姉や妹と婚姻することは法律上禁止されません。 次に、扶養の問題も親族の関係で生じます。扶養義務は、配偶者、直系血族、兄弟姉妹に生じますが、特別な事情がある場合には家庭裁判所の判断(審判)によって3親等の親族が扶養義務を負うことがあります。(民法877条) 親族ですので、やや広くなります。例えば、奥さんのお兄さんの子供が生活に困窮している場合には3親等の姻族として特別な理由があれば扶養義務が生じることがありえます。扶養義務があれば生活保護法による保護に優先して不要をしなければなりません。 このように親等の計算は法律上様々な場面で関係してきます。親族の範囲を正確に理解して数えることが出来ることは家族についての法律を学んだり利用される上で書く事ができない基礎ということができます。 (ライセンスURLhttp://www.ashinari.com/category.php?blogid=2&category=53&page=1 )

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変わる相続税制度

相続税が変わる 新聞などを見ると税と社会保障の一体改革などが叫ばれていますが、どうやら社会保障制度の前に税金の方が大きく変わるようです。 平成27年1月1日から相続税の制度が大きく変わります。相続税が大増税となります。 具体的には、相続税について ①基礎控除額が大幅に引き下げられること(これまでよりも60パーセントの引き下げ) ②最高税率が高くなること などが改正の中心となります。この2点についてポイントをまとめていきたいと思います。 基礎控除額の引き下げ まず、基礎控除額の引き下げについてです。 基礎控除額とは、税金が発生しない「ボーダーライン」のことです。相続税で言えば、遺産が一定のラインまでであれば相続税が発生しないということになります。 これまでは相続税についての基礎控除額は、 ・5000万円+(法定相続人×1000万円)という計算式でした。 そのため、配偶者と子が2人という家庭なら、5000万円+(2×1000万円)=7000万円で、遺産が7000万円を超えなければ相続税は発生しませんでした。 しかし、平成27年(2015年)1月1日以降の相続の場合には、この基礎控除額の計算式が ・3000万円+(法定相続人×600万円)という計算式に変わります。 そのため、配偶者と子が2人という家庭なら、3000万円+(2×600万円)=4200万円を超える遺産があれば相続税が発生するということになります。 このため、地価が高い東京などで持ち家がある方などは相続税が発生する可能性が非常に高くなると予測されています(平成26年1月現在) 相続税の最高税率の引き上げ 相続税の最高税率が55パーセントまで引き上げられます。 これは相続される遺産が6億円超えという場合です。6億円の遺産といえば確かにごく一部の方かもしれませんが、不動産業を営んでおられる方などは大きな問題です。 つまり、遺産が不動産の形である場合には、キャッシュがなくとも莫大な相続税の請求が来ることになります。その結果、資金繰りを上手くしなければ事業が破綻してしまうこともあり得るかもしれません。 実際、一部のではすでに相続税の納付を不動産が売却されてキャッシュができるまで肩代わりするサービス (立替ローン)などが発売されています。 相続税はこれまでは、ごく一部の資産家だけの問題とされてきていました。しかし、これからはどの家庭でも生じ得る問題となるのではないかと思われます。 相続税対策が多くの方にとって非常に身近なものとなっていると感じる今日このごろです。 ライセンスURL http://www.ashinari.com/search/search.php?search=お金&page=2 http://www.ashinari.com/search/search.php?search=お金&page=1

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3か月から始める読み聞かせ

ここ数年、赤ちゃんの定期健診の際に絵本を読み聞かせしたり、配布したりする自治体が増えているようです。これは、ブックスタートというイギリスで始まった事業で、全ての赤ちゃんに絵本を届けようという取り組みだそうです。 私の住んでいる地域では3か月健診でボランティアの方から読み聞かせをしていただき、絵本のプレゼントがありました。えっ、3か月の赤ちゃんに絵本が分かるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、たいていの赤ちゃんはじっと見つめたり、声をあげたりなど、何らかの反応をしてくれるそうです。 絵本を読み聞かせるときのポイントをまとめてみました。 どんな絵本がいい? 赤ちゃんははっきりした色や形を好みます。淡いパステルトーンの絵よりも、赤、青、黄色など原色の絵のほうが、視力が発達途中の赤ちゃんには伝わりやすいのです。 また、擬音語、擬態語が多用されていると、赤ちゃんの反応が良いそうです。擬音語とは「ぶーぶー」「わんわん」など、音や声を表す言葉、擬態語とは「すやすや」「ぐんぐん」など様子を表す言葉です。これらの言葉を読むとき、自然に親御さんの表情も声も生き生きとして、赤ちゃんも聞きいってくれます。 初めての絵本として自治体でもよく配付されている「じゃあじゃあびりびり」は、カラフルな原色の絵に、シンプルな物の名前と擬音語・擬態語の組み合わせで、月齢の低い赤ちゃんもひきつけられる力があります。 どんな読み方をすればいい? 絵本を読むときは、役者にならなければなりません。でも、アナウンサーのように流ちょうに読んだり、子ども番組のお兄さんお姉さんのようにテンションを上げたりする必要はありません。赤ちゃんに普段語りかけている、愛情たっぷりのいつもの声で十分です。あえて言えば、少し高めの声が、赤ちゃんが集中しやすいトーンです。 読み聞かせる姿勢は意外に重要 まだお座りのできない赤ちゃんに本を読み聞かせるとき、どう本を持って、どんな姿勢で読んであげたらよいでしょうか。 初めての方は、つい寝ている赤ちゃんの隣に座って、顔の上に本を掲げて読もうとしがちです。でも実はこの姿勢はやってみるとなかなか大変です。まず、読む人はいちいちかがみこまないと文字が読めません。そして、赤ちゃんからは読む人が遠く感じてしまいます。 おすすめの姿勢は、添い寝です。赤ちゃんの横にぴったり寄り添って寝ころぶと安心感があります。また、同じ角度で絵本が見られるので、開いた絵本が赤ちゃんの目にどんな風に映っているのかも読みながら確認できます。ちなみに私の娘は、この読み方をしたところ、手足をばたばたさせて喜びました。 このようにポイントはありますが、何よりも自分が楽しみ、赤ちゃんに愛情たっぷりの気持ちで接してあげることがいちばんだと思います。あまり難しく考えないで、コミュニケーションの1つとして絵本を活用してみましょう。

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結婚とはなにか?妻の本音

夫へ伝える本音 結婚すると男性は、家族のために頑張らなければと思っている人も多いはずです。 そんな夫へ妻は、しんどいときは無理しないで何でも話してほしいと思っています。 けれど、男性は心配させたくない格好つけたいと思う生き物だと思います。 妻は、そんな夫へ心の中ではこれから先の人生の道のりでつまずくときがあっても、自分にだけは弱さを見せてもいい。 夫の強さは誰よりも自分が一番知っているからと思っています。 それを、口に出さず見守り支えあおうとするのが恋人とは違う夫婦というものかもしれません。 夫婦になって歩む道のり 恋人とはちがい夫婦になると子供が出来たり、家を購入したりと、生活というものに追われて月日の経つのがものすごく速くめまぐるしいときもあります。 振り返ってみると、あの時はしんどかったねとか、迷路のような道のりでいろんな人と知り合い支えてもらったり、支えたりしながら家族になっていくことに気づきます。 今人生の何歩目くらいすすんだのかなと感じたり、そんな中でなつかしい恋人同士の時のことを振り返って家族で大笑いしたりするものです。 こんな風に家族で笑いあえる日が来る思い出というのは、大切な宝なのだと改めて知ることが出来ます。 子供が成長するように必ず夫婦は年を重ね老いていきます。 疲れたら一緒に休み、この先の道のりも思い出をため込む旅だと振り返りながら、共に進むのが夫婦というものなのかもしれません。 夫婦もたまには恋人同士を振り返り、恋人になってみるのも大事なことだと思われます。  「結婚」本当の心構え 結婚する前は、一緒に生活がしたい子供が欲しいという風に感じるのが女性です。 結婚してみると、こんなはずじゃなかったなと感じる人もいれば、結婚して良かったなと感じる人もいると思います。 この感情すべてが、結婚するというものだと思います。 いい時も悪い時も、辛い時もうれしい時も、すべて分かち合える相手なら本当の夫婦になれるのかもしれません。 いつか年を重ねおじいさんおばあさんになった時、人を愛することの本当の意味を教えてくれた神様に感謝し、死ぬことが出来るのかもしれません。 人を愛するという意味を大事に思いながら、生きていくのが、結婚というものなのではないでしょうか。

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おばさんアロマセラピスト、動く!

やっと入門 やっと、人生の師(というと、先生は照れて「やめてえ〜」と言う)に、出会えた私を迎えたのは、膨大な症例の勉強。先生のもっている何千という経験談の記録を、見せていただき自分なりに分析する事から始まりました。 頭でっかちの私はそれまで妄想する事でしかアロマセラピーの勉強はできなかったのですが、実例を学ぶ事でますます、アロマセラピーの奥深さを知り、次から次へと学びたい分野が広がって行きました。 自信?どこでみつける? 匂いにどんどん興味を深めて行った私にまず分かったのが、私の嗅覚は天然の物と、人工的に作られた物を嗅ぎ分ける事が出来るということでした。少しずつ精油を集めて行く中で、偽物が混ざっている事も分かるようになって行きました。 どうやって嗅ぎ分けるかうまく表現できませんが、香りが私の体に入った時に体が受け入れるか、拒否するかで判断をしました。自分の判断を信じて、より質の高いアロマセラピーを目指す事を目標にしたのです。 揺らぐ自信 自分の感覚を大切にするという事は、簡単なようで実はとても難しいものです。 勉強をするという事は、他から自分に取り入れる事です。高いところから低いところへ水が流れるように、先生から私に知識を取り入れて行きます。 そしてその知識を実践へ向ける時に自分の判断を加えるというのは、最初はとても勇気の要る事でした。これでいいんだよねと自分に何度も語りかける事が、勉強を重ねれば重ねるほど多くなって行きました。 先生は、「いいのよ、自分を信じてやりましょ。それがアロマセラピーなのよ。アロマセラピーは、医学とは違うの。100人のアロマセラピストがいたら、100通りのアロマセラピーがあるのだから。」と、いつも力強く励まして下さいました。 いざ、始めて見ると・・・ 初めの頃は、身近な人々を実験台にして、アロマセラピートリートメント(脂に精油を混ぜて、全身に塗り、相手の不調を少しずつ和らげる)を試しました。 相手の人となりが分かっているだけに、精油の選択や、トリートメント方法も比較的易しいはずです。 ところが、実際に裸の相手(クライアント)を前にすると、学んだ事が全く浮かんできません。あがってしまうのです。当然、手は氷のように冷たい。 これは、デビュー当時のアロマセラピストは誰しも感じる事かもしれません。 日本人には他人様と触れる、実際にタッチする習慣がありません。ハグなんて最近の事です。握手さえしません。それが、いきなり素肌に素手で触れるのです。 「手当て」の言葉に食いついてアロマセラピーを目指した私ですが、手当ての一歩が、緊張してうまく出来ないのです。 これは大変な事です。あまり物事を深く考えない私が最初にぶつかった壁でした。アロマセラピートリートメントを受けてみても、緊張するあまり、自分に良いはずの効果が見つかりません。 信じるはずの自分の手が、信じられないのです。 そんな事では、勉強を続けられるはずがありません。自分の手のひらを見つめて、考え込む時間が長く続きました。 あれっ、これって? ある日の事、自分の手を見ながらぼおっとしていました。すると、だんだん手のひらが暖かくなって行くのです。あれっ、これってアロマセラピー止めるなって、啓示?単純な私は自分の変化に気づくと、直ぐに気を取り直す事に成功したのです。 後で考えてみると、自律神経のトレーニングの様な物だったと思います。以後、生徒さんに教える今になっても、私のネタとして、この時の事を話してます。 かくして、おばさんアロマセラピスト、最初の路線に復帰してやっぱり勉強の日々が続く事になります。

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